仕事中にため息をついて自律神経を整える
どんな仕事をしているのかにもよりますが、仕事中は緊張の連続です。
リラックスして仕事をするなんて、なかなかできませんよね。
私たちの身体は「怒り」「悲しみ」「葛藤」「緊張」「不安」「悩み」「寂しさ」などの気持ちの変化からも影響を受けています。
それらが強いと交感神経が上がり、身体が緊張状態になってしまいます。
血管が収縮して、血流が悪くなっている状態ですね。
そんな時には、たいてい呼吸も浅くなっています。
〝ため息〟には先日お話しした〝吸うよりも吐く息を長くする呼吸〟と同じ、副交感神経を上げて、自律神経のバランスを整える効果があります。
どちらも〝吐く息を長くする〟ことを意識するのがポイントです。
しっかり息を吐くことができれば、しっかり息を吸うことに繋がります。
〝ため息をついたついでに意識的に呼吸を続けて〟しまえば、〝ゆっくりとした深い呼吸〟になっていきます。
呼吸がゆっくりになれば、副交感神経が上がってきて、全身がリラックスして、血流も良くなってきます。
脳へもブドウ糖がしっかり供給されるようになり、思考も感情も安定するはずです。
呼吸は必ずしています。
どうせするなら、身体が楽になるような呼吸がいいですよね。
それでいて、やり方も楽なのが。
〝ため息〟と〝呼吸〟のことを思い出しさえすれば実践できますので、仕事中や休憩時間に思い出して試してみてください。
意識していなかったこれまでより確実に、自律神経のバランスが良くなりますよ。