推薦書籍
推薦書籍のコメントは、特におすすめのものから順次追加していきます。内容をしっかりと吟味し、より深く理解できるようにコメントを掲載していく予定です。今後も有益な情報を随時更新していきますので、ぜひチェックしてみてください!

ロジカルダイエットは、「頑張る」よりも「合理的に選ぶ」ことを重視し、無理なく継続できる習慣を作ることに主眼を置いた考え方です。実際、研究や調査ではジム通いが短期間で途切れるケースが少なくないことが示されており、ダイエットで大切なのは一時的な努力ではなく、日常の中で続けられる仕組みをつくることです。ロジカルダイエットは感情や意志力だけに頼らず、科学的根拠に基づいて「続く選択」を増やすことを基本とします。無駄な運動を減らし効率的にカロリーを消費する工夫を取り入れることで、負担を抑えながら着実な結果が出せます。結局のところ、長く続けられるかどうかが成功の鍵であり、「頑張らなくても続けられる人は自然とこの方法を選んでいる」という視点から、合理的で実践しやすいダイエット法としておすすめです。
・・・なんてことを言っていたら、「頑張らせる」系のパーソナルトレーナーは立場が危うくなりそうですね(笑)

痛みは単なる構造的異常ではなく、心の緊張や感情の反応が身体に表れる「心身一如」の現象として理解することができます。心身一如とは心と身体が密接に連動しているという考え方です。
この視点を知ることで、「症状=壊れた部位」という固定観念を見直すきっかけになり、痛みを別の角度から理解できるようになります。多くの検査で構造上の異常が見つかっても、それが痛みの直接的な原因であるとは限らないという点は、臨床的にも重要な示唆を含んでいます。
著者は、脳がストレスや強い感情を抑える際に筋肉や自律神経を緊張させると説明しています。その結果、筋肉や神経周辺の血流や酸素供給が低下し、痛みが生じることがあります。この生理的メカニズムから導けるのは、痛みが「脳と感情の反応による可逆的な現象」であり、適切な介入によって改善しうるということです。
言葉と説明は治療の重要な一部です。痛みの仕組みを丁寧に伝えることで患者さんの理解と安心感が深まり、回復につながる介入の選択肢が広がります。本書はその点を実感させてくれる一冊です。

痛みは説明と関わり方で意味が変わります。『痛みを知る』はその視点を提供する一冊で、自分の痛みを新しい角度で受け止める助けになるでしょう。
整骨院Axisでは本書の考え方をもとに、検査結果だけに頼らない安心できる説明と段階的な回復サポートを行います。院内でお手に取ってご覧ください。

本書のおすすめポイント
・映像で脳と痛みの関係を示すことで、言葉だけでは届きにくい安心感が得られます。
・痛みが必ずしも組織の不可逆的損傷によるものではないことを示し、行動変容につながる具体的な方法を紹介しています。
・簡単な認知行動的アプローチや体操が収録されており、日常で実践しやすい構成です。
映像で「脳が関わる痛み」を理解すると恐怖や不安が和らぎ、回復への一歩が踏み出しやすくなります。
整骨院Axisでは本書の考え方を参考に、検査結果だけに頼らない丁寧な説明と段階的な回復サポートを行っています。院内でご覧いただけますので、ぜひ手に取ってみてください。

本書のおすすめポイント
・痛みを終わらせるための具体的な考え方と段階的な取り組みがわかりやすく提示されています。
・生活習慣や動作の見直し、セルフケアが中心で、臨床でそのまま使える方法が多く含まれています。
・痛みの原因を整理して不必要な怖れを取り除き、行動再開への心理的ハードルを下げる説明がされています。
・自分で取り組めるツールが揃っているので、日常で実践しやすい構成です。
『腰痛は終わる』は慢性腰痛を「治るもの」として現実的に示す実践書です。痛みの捉え方を変え、日常の行動と心の関わりを整えることで、回復への道筋を具体的に示してくれます。院内でご覧いただけますので、ぜひお手に取ってみてください。

本書のおすすめポイント
・脳の構造と働きから感情や意識の成り立ちを丁寧に説明しており、抽象的になりがちな「こころ」の話を具体的に理解できる。
・感覚、記憶、情動、報酬系といった複数の視点を統合し、日常の行動や反応がどのように生まれるかを示しているため、概念がわかりやすい。
・環境、学習、進化の観点からこころの可塑性や変化の余地を示しており、「変わりうる」という回復志向を支える内容になっている。
こころの仕組みを知ることは、痛みや不安への対応を変える第一歩です。『「こころ」はいかにして生まれるか?』は、その理解を深め、患者さん自身が自分の反応を新しい角度で受け止められる助けになります。
整骨院Axisでは本書の考え方を参考に、検査結果だけに頼らない丁寧な説明と段階的な回復サポートを行っています。院内でご覧いただけますので、ぜひお手に取ってみてください。


