宜野湾市 五十肩でも痛くないセルフケアを提案する整骨院は【医師も推薦する】整骨院Axis!

柔らかければ柔らかいほど良い?

あなたは、「180度の開脚をして床に体をベターッとくっつけてみたい!」という願望を持ったことはありませんか?

前後にも、左右にも、真っすぐに開脚できるような柔軟性・・・手に入るのなら手に入れたい・・・

私はそんな体に憧れます。

何年か前には、開脚本も流行っていましたね。

さて、あなたは体が柔らかいことについて、「体は柔らかければ柔らかいほど良い」というイメージを持たれていないでしょうか。

もちろん、人によって目的は違いますので、正解や不正解はありません。

 

では、「体が柔らかいと腰痛や肩こりもない」というイメージはありませんか?

実は、これに関しては正解とはいえません。

意外ですか?

でも、体が柔らかくたって腰の痛い人もいますし、肩の凝っている人もいるんですよ。

 

ただ、あなたがそんなイメージを持ってしまうのには理由があって、

それが・・・、

「〇〇さんの肩凝ってますね〜。硬いですよ~!」
「〇〇さんの肩(の筋肉)パンパンですね!」
「◯◯さんの肩、岩みたい(な硬さ)ですよ!」

そんな事を言われた経験が関係しているのではないかと思っているのですが、この話については後日お話しますね。

体を柔らかくすることを推奨する情報は目にする機会も多いと思いますので、ここでは、「あまり語られることのない」体を柔らかくし過ぎることでの体への影響についてお話します。

情報もバランスが大切ですので、変なバイアスをかけずにお読みいただければと思います。

 

体が柔らかい人と言われて頭に浮かんでくるのは、アイススケートの選手やバレエダンサー、あとサーカスや雑技団の方たちではないでしょうか。

サーカスや雑技団の人が、人間離れした開脚をしたり体を反らせたりした時の姿には、思わず感嘆の声を上げてしまいますよね。

ただ、あの柔軟性は一般の人にとっては過剰な柔軟性になるんですよ。

もちろん、競技者にとっては競技に必要な柔軟性になります。

 

開脚する時にポイントとなる関節は股関節なんですが、当院にいらした方に、「股関節ってどこだと思いますか?」と伺ったりすると、ほとんどの方がズボンのチャックの横あたり(股ぐら)を指さすのですが、そこは股関節ではありません。

股関節は骨盤の左右の外側にあります。骨盤の左右の外側には凹みがあり、その凹みに丸っぽい太ももの骨の先端がはまり込んで股関節を構成しています。

そもそも人の股関節は構造上、前後作用に180度の開脚ができるようにはできていません。

通常、両脚は前後におよそ140度程度、左右にはおよそ90度程度しか開かないもの。

サーカスや雑技団の人たちが人間離れした開脚ができるのは、地道な鍛錬を続けた結果です。

本来の限界を超えて、前後左右180度以上の開脚ができるようになったということです。

このような開脚は、特殊な姿勢だと言えるのではないでしょうか。

特にスポーツなどしていない一般の人であれば、180度の開脚ができる必要というのは、あまりないのかもしれません。

もちろん、「憧れがすごいあって、私も絶対にできるようになりたい!」と思うのであれば、ぜひチャレンジして達成されてください。

きっと、今よりもっと自由度の高い体になることでしょう。

 

筋肉や関節がかた過ぎると、十分な動きのできない関節の分を他の関節が補うことになります。

その分、筋肉には余計な負担をかけてしまうことになり、運動パフォーマンスの低下に繋がってしまうことがあります。

逆に、筋肉や関節が柔らかすぎてもマイナスの影響が出てきます。

人体の基本的なフレームを作っているのは骨で、その骨と骨が繋がっている関節によって体を自由に動かすことができます。

その関節は、構造上決められた可動域で動けるようにできています。

それを制御するのが筋肉です。

筋肉の大半は関節をまたいでついている骨格筋で、その骨格筋が縮んだり伸ばされたりすることによって体を動かすことができます。

専門的にはこの機能を「可動性」といいます。

関節に可動性は不可欠ですが、それとともに関節を支える機能も不可欠です。

これを専門的には「安定性」といいます。

関節と筋肉は、可動性と安定性という相反する機能を同時に発揮することが必要になります。

前後左右に開脚できるような人は、可動性については抜群ですが、一方の安定性については相当犠牲にしていると考えられます。

関節が動きやすい反面、思ったように安定しなくなるからです。

関節の安定性には、靭帯も関わります。

筋肉は動きを伴う「動的安定性」に、靭帯はじっとしている時の「静的安定性」に力を発揮します。

前後左右に開脚できるほど股関節の柔軟性が過剰に高まってしまうと、動的安定性も静的安定性も低下する恐れがあるのです。

そのような状態でランニングをしたり、長時間同じ姿勢を続けていたりすると、安定性が足りないために体に負担がかかります。

 

前後左右に開脚できるような過度の柔軟性を持つ人が、

瞬時に大きな負担のかかる運動

長時間にわたって負担の加わる運動

をすると、筋肉や靭帯などを損傷してしまう可能性もあるのです。

 

体の柔らかさについても、可動性と安定性のバランスが大切です。

関節の安定性を維持できるようにストレッチをするためにも、「気持ちいい」くらいを目安に楽しんでみてはどうでしょう。

 

整骨院Axisでは、「体のメカニズムを利用した筋肉の伸ばし方」「柔軟性を維持する方法」など、一般的に公開されているようなものより、合理的な方法で開脚もできるようになる方法を用意しております。

お気軽にお問い合わせください。

お客様のリアル口コミ

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整骨院Axis 院長 仲松大地

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