「休もう♪」と決めて休むことで自律神経を整える
私たちは、『過去への後悔と未来への不安』というどうしようもないことに思いを巡らせてしまいがちです。
後悔と不安はどちらも、自律神経のバランスの乱れを生じさせてしまいます。
仕事のプロジェクトでも、家族での旅行でも、週末の過ごし方でも、先の見通しが立っていると安心感がありますよね。
人は、計画を立てるとそれだけで〝安心〟します。
計画を立てることで見通しが持て、不安を解消することができるからです。
そして、計画がどんなものであれ、成し遂げられていくにつれて〝さらに安心〟します。
つまり、何が言いたいのかと言うと、
同じような1日の過ごし方でも、「それが意図的かそうでないかで、自分自身の受け取り方が全く違ってきますよ。」ということ。
例えば、特に何の予定も入っていないような休みの日・・・
〝誰かから誘いがあったら出かけよう〟〝連絡がなかったら家でダラダラしよう〟といったことがあると思います。
もし誘いがなかった場合には、何となく1日を過ごすことになるわけです。
心のどこかに〝連絡あるかも〟のような、ちょっとした期待も持ちながら・・・。
そして1日の終わりに、〝せっかくの休みなのに何もしなかったなぁ~・・・〟みたいな気持ちになったりすることはないでしょうか。
本来であれば、気分もスッキリとリラックスした状態で、副交感神経も徐々に上がってきて睡眠に備える時間です。
そんな時間に、ネガティブな感情が心を占めてしまうと、自律神経のバランスに影響が・・・。
ですので、休日を過ごす場合でもあえて何もしないと言う計画を立てることが、深いリラックスに繋がります。
今度の休みの日には、特別な予定がない場合でも、あえて、『今日は家でゆっくり過ごそう』と決めて休んでみるのはどうでしょう。
きっと、これまでにないようなリラックスを味わえるはずですよ。